宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
１ 平成19年地価公示(平成19年3月公表)によれば、平成18年の１年間の地価変動率は、全国平均で住宅地がマイナス1.5％、商業地がプラス2.3％となり、住宅地は引き続き下落しているが、商業地は平成３年以来16年ぶりにわずかな上昇となった。
２ 建築着工統計(国土交通省)によれば、平成17年度の新設住宅着工戸数は約115万戸で、対前年度比では約1.7％減となり、２年連続の減少となった。
３ 平成18年版土地白書(平成18年６月公表)によれば、平成17年の売買による土地所有権移転登記の件数は全国で約158万件となっており、２年連続の増加となった。
４ 平成17年度法人企業統計年報(財務省)によれば、平成17年度における不動産業の売上高は約34兆5,000億円で、全産業の売上高の約２.３%を占めている。
正解 4
１ × 住宅地もプラス0.1％でわずかな上昇であった。 地価公示価格、用途別の推移
２ × 「約115万戸」ではなく、約125万戸であった。また、「対前年度比では約1.7％減となり、２年連続の減少」とあるが、約4.7％増で、３年連続の増加であった。 新設住宅着工戸数、その推移
３ × 「２年連続の増加」とあるが、対前年で減少している。 土地所有権移転登記件数、その推移
４ ○ そのとおり。 不動産業の売上高
