平成26年度 問17

宅建過去問徹底攻略


建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 住宅の地上階における居住のための居室には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して7分の1以上としなければならない。

2 建築確認の対象となり得る工事は、建築物の建築、大規模の修繕及び大規模の模様替であり、建築物の移転は対象外である。

3 高さ15mの建築物には、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、有効に避雷設備を設けなければならない。

4 準防火地域内において建築物の屋上に看板を設ける場合は、その主要な部分を不燃材料で造り、又は覆わなければならない。


 正解 1

1 ○ そのとおり。なお、採光のためというのは、日照があることを意味しない。 たとえば窓の向こうがすぐに隣家の壁で、昼なお暗いであってもかまわない。

2 × 「新築」、「増築・改築・移転」、「大規模修繕・模様替」、「用途変更」の4パターンで確認の要否を憶えているはずだから、簡単。

3 × 避雷設備は、高さ20m超。

4 × これは、防火地域内の規制。 防火地域と準防火地域の規制は、共通のものとそれぞれのものがあるので、きちんと区別して押さえておくこと。

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