固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
１ 平成27年1月15日に新築された家屋に対する平成27年度分の固定資産税は、新築住宅に係る特例措置により税額の２分の１が減額される。
２ 固定資産税の税率は、1.7％を超えることができない。
３ 区分所有家屋の土地に対して課される固定資産税は、各区分所有者が連帯して納税義務を負う。
４ 市町村は、財政上その他特別の必要がある場合を除き、当該市町村の区域内において同一の者が所有する土地に係る固定資産税の課税標準額が30万円未満の場合には課税できない。
正解 4
１ × 120平方メートルまでの居住部分について、税額の２分の１が減額される。 税額（全額）が２分の１減額されるわけではない。
２ × 標準税率である。制限税率ではないから、地方公共団体の条例でこれより高くも低くもできる。
３ × もしそんなことになれば、マンション敷地全体の固定資産税を、区分所有者のだれかひとりが払わされる、ということが起こりうる。
４ ○ そのとおり。
