宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 平成15年地価公示(平成15年3月公表)によれば、平成14年における全国の地価の概況は、住宅地で下落したものの、商業地では上昇に転じた。
2 平成14年版土地白書(平成14年6月公表)によれば、全国の土地取引面積は平成3年以降毎年緩やかに減少し続けている。
3 平成13年度法人企業統計年報によれば、平成13年度における不動産業の経常利益は、約1兆9,000億円であり、3年ぶりに増益になった。
4 平成14年建築着工統計(平成15年1月公表)によれば、平成14年の新設住宅着工戸数は約115万戸であったが、2年連続前年を下回った。
正解 4
1 × 「商業地では上昇に転じた」とあるが、下落(下落幅は縮小)していた。 地価公示価格 住宅地と商業地の推移
2 × 「平成3年以降毎年緩やかに減少し続けている」がでたらめ。増加している年もあった。 土地取引面積 推移
3 × 「3年ぶりに増益」が誤り。連続増益であった。 不動産業の経常利益
4 〇 そのとおり。 新設住宅着工戸数 数字と推移