平成17年度 問28

宅建過去問徹底攻略


固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 質権者は、その土地についての使用収益の実質を有していることから、登記簿にその質権が登記されている場合には、固定資産税が課される。

2 納税義務者又はその同意を受けた者以外の者は、固定資産課税台帳の記載事項の証明書の交付を受けることはできない。

3 固定資産税を既に全納した者が、年度の途中において土地の譲渡を行った場合には、その所有の月数に応じて税額の還付を受けることができる。

4 新築された住宅に対して課される固定資産税については、新たに課されることとなった年度から4年度分に限り、1/2相当額を固定資産税額から減額される。


 正解 1

1 ○ そのとおり、質権と100年より永い地上権の場合、質権者や地上権者。

2 × 「納税義務者又はその同意を受けた者以外の者」ではなく、納税義務者・賃借人・借家人等。

3 × できない。賦課期日(1月1日)現在の所有者にその年度分が課される。そこで一般的な慣行として、売主買主間で日割りの精算が行われることが多い。これを定めると37条書面の『公租公課の負担に関する定めがある場合は、その内容』となる。

4 × 中高層耐火が5年度分、その他の住宅3年度分。「4年度分」というのはない。

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