平成22年度 問10

宅建過去問徹底攻略


遺言に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 自筆証書遺言は、その内容をワープロ等で印字していても、日付と氏名を自書し、押印すれば、有効な遺言となる。

2 疾病によって死亡の危急に迫った者が遺言をする場合には、代理人が2名以上の証人と一緒に公証人役場に行けば、公正証書遺言を有効に作成することができる。

3 未成年であっても、15歳に達した者は、有効に遺言をすることができる。

4 夫婦又は血縁関係がある者は、同一の証書で有効に遺言をすることができる。


 正解 3

1 × 「自筆」である。

2 × 危急時遺言と公正証書遺言は別物。

3 ○ そのとおり。「有効に」というのは、法定代理人の同意とかいらないということ。遺言には制限能力者制度の適用はない。

4 × できない、共同遺言の禁止(975)。

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