不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 不動産取得税は、不動産の取得があった日の翌日から起算して3月以内に当該不動産が所在する都道府県に申告納付しなければならない。
2 不動産取得税は不動産の取得に対して課される税であるので、家屋を改築したことにより当該家屋の価格が増加したとしても、新たな不動産の取得とはみなされないため、不動産取得税は課されない。
3 相続による不動産の取得については、不動産取得税は課されない。
4 一定の面積に満たない土地の取得については、不動産取得税は課されない。
正解 3
1 × 普通徴収(納付書が送られてくる)である、申告納付ではない。
2 × 「不動産の取得」とは、不動産の所有権を現実に取得することをいう。登記の有無・有償無償を問わない。したがって、売買・交換はもとより、贈与・寄付(無償)、新築・増築・改築(建築による取得)は取得にあたる。
3 ○ そのとおり。相続や法人の合併による取得は該当しない。
4 × 免税点は、面積ではなく金額(土地の場合10万円未満)である。