宅建過去問徹底攻略

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売主の担保責任の憶え方


売主の担保責任の規定の憶え方については、悪意でもできるものを憶えるとか、語呂合わせとかありますが、単純に下の表を再現できるようにするのが一番効率的だと思います。一見たいへんそうですが、実は簡単にできるようになります。

  解除減額請求損害賠償請求期間
全部他人物善意×
悪意××
一部他人物善意知ったときから1年
悪意××契約から1年
数量指示売買善意知ったときから1年
悪意×××
用益物権付善意×知ったときから1年
悪意×××
担保物権付善意×
悪意×
瑕疵担保責任善意無過失×知ったときから1年

※ 規定なし。もちろん消滅時効(10年)にはかかる。


1.まず表の枠組みを作る

頭文字の、「全一数用担瑕」を縦に書き、その横にひらがなで「ぜあぜあ・・・(さいごだけ横に)ぜむ」。次に横に「解減損期」と書くだけです。「全一数用担瑕」や「解減損期」は10回も唱えれば憶えられるはず。

    解
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
ぜむ    

2.解除は、「ぜに〇、上下あに〇」

頭(顔)も下半身も野獣というイメージで。なお念のため、全・担以外は、契約の目的が達成できない場合に限るので注意。

    解
   
   
   
×   
   
×   
   
×   
   
   
ぜむ   

3.減額請求は、「一から3つ」

    解
×  
×  
  
×  
  
××  
×  
××  
×  
×  
ぜむ×  

4.損害賠償請求は、「ぜに〇、下だけあに〇」

頭(顔)は紳士だけど下半身は野獣というイメージで。

    解
× 
×× 
 
×× 
 
××× 
× 
××× 
× 
× 
ぜむ× 

5.期間は、必要に応じて

「×3つならハイフン、全・担(んのつくやつは)斜め線、それ以外は1年(知1)ただし最初から知っている一部他人物の悪意だけは契1」

    解
×
××
知1
××契1
知1
×××
×知1
×××
×
×
ぜむ×知1

いかがでしょうか?チラシの裏とか要らない紙に数回書いてみれば、もうバッチリのはずです。

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