平成15年度 問27

宅建過去問徹底攻略


住宅用家屋の所有権の移転の登記に係る登録免許税の税率の軽減措置の適用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 この税率の軽減措置は、木造の住宅用家屋で建築後24年を経過したものを取得した場合において受ける所有権の移転の登記にも適用される。ただし、当該家屋は建築基準法施行令第3章及び第5章の4の規定又は国土交通大臣が財務大臣と協議して定める地震に対する安全性に係る基準に適合するものではないものとする。

2 この税率の軽減措置は、個人が自己の経営する会社の従業員の社宅として取得した住宅用家屋について受ける所有権の移転の登記にも適用される。

3 この税率の軽減措置は、贈与により取得した住宅用家屋について受ける所有権の移転の登記にも適用される。

4 この税率の軽減措置は、以前にこの措置の適用を受けたことのある者が新たに取得した住宅用家屋について受ける所有権の移転の登記にも適用される。


 正解 4

1 × 原則として、木造中古住宅は、築後20年以内のものに限られる。例外は本肢のただし以降に適合するものであるが、それではないと書かれている。

2 × 取得者である個人の住宅でないとだめ。個人が取得しても、社宅では適用がない。

3 × 贈与の場合には適用がない。

4 ○ そのとおり。3年に1回とか、一生に1回とかの制限はない。

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