宅地建物取引業者Ａ社(甲県知事免許)がマンション(100戸)を分譲する場合 における次の記述のうち、宅地建物取引業法(以下この問において「法」という。)の規定に よれば、正しいものはいくつあるか。
ア Ａ社が宅地建物取引業者Ｂ社にマンションの販売代理を一括して依頼する場合、Ｂ社が設置する案内所について、Ａ社は法第50条第２項の規定に基づく業務を行う場所の届出を行わなければならない。
イ Ａ社は、売買契約の締結をせず、契約の申込みの受付も行わない案内所を設置する場合、法第50場第１項に規定する標識を掲示する必要はない。
ウ Ａ社がマンションの分譲のために案内所を乙県に設置する場合には、業務を開始する日の10日前までに、乙県知事に法第50条第２項の規定に基づく業務を行う場所の届出を行わなければならない。
１ 一つ
２ 二つ
３ 三つ
４ なし
正解 1
ア × 「Ｂ社が設置する案内所」であるから、届出するのもＢ社。Ａ社がする必要はない。ちなみに、このＢ社の案内所の標識には、売主（Ａ社）の商号又は名称、免許証番号が記載される。
イ × 専任設置義務のない案内所にも標識は要る。
ウ ○ そのとおり。もちろん免許権者の甲県知事にも届出する必要はある。
以上より正しいのはウだけであるから、正解は1
