次の記述のうち、都市計画法による許可を受ける必要のある開発行為の組合せとして、正しいものはどれか。ただし、許可を要する開発行為の面積については、条例による定めはないものとする。
ア 市街化調整区域において、図書館法に規定する図書館の建築の用に供する目的で行われる3,000平方メートルの開発行為
イ 準都市計画区域において、医療法に規定する病院の建築の用に供する目的で行われる4,000平方メートルの開発行為
ウ 市街化区域内において、農業を営む者の居住の用に供する建築物の建築の用に供する目的で行われる1,500平方メートルの開発行為
１ ア、イ
２ ア、ウ
３ イ、ウ
４ ア、イ、ウ
正解 3
ア 許可不要。公益的建築物なので、場所サイズ問わず。鉄道施設（駅舎）・図書館・公民館・変電所を憶えておくこと。なお、病院等の医療施設、社会福祉施設や学校等の教育施設はこれにあたらないのでヒッカケにも注意。
イ 許可要。準都市計画区域だと3,000平方メートル以上で許可要、そして上述のとおり病院は許可不要ケースにあたらない。
ウ 許可要。市街化区域内だと1,000平方メートル以上で許可要。農業を営む者の居住の用に供する建築物は、市街化区域以外だとサイズ問わず許可不要であるが、市街化区域内では許可が要る（つまり特別扱いされない。市街化区域は住商工に土地を使いたい場所だから）。
以上より、イとウが許可要であるから、正解は3
