平成22年度 問24

宅建過去問徹底攻略


不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 生計を一にする親族から不動産を取得した場合、不動産取得税は課されない。

2 交換により不動産を取得した場合、不動産取得税は課されない。

3 法人が合併により不動産を取得した場合、不動産取得税は課されない。

4 販売用に中古住宅を取得した場合、不動産取得税は課されない。


 正解 3

1 ×

2 ×

3 ○ 下記

4 ×

不動産取得税の課税客体をまとめておくと、
 課税されるもの :売買・交換・贈与・新改増築・特定遺贈
 課税されないもの:相続・包括遺贈・合併

特定遺贈と包括遺贈とで扱いが違う点に注意。

たとえば、おなじマンションの遺贈を受けるにしても、「このマンションをやる」といわれた場合は特定遺贈、「財産の1割をやる」といわれてもらったのがマンションだった場合は包括遺贈となる。したがって特定遺贈は贈与と同様に、包括遺贈は相続と同様に扱われるわけ。

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