不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 生計を一にする親族から不動産を取得した場合、不動産取得税は課されない。
2 交換により不動産を取得した場合、不動産取得税は課されない。
3 法人が合併により不動産を取得した場合、不動産取得税は課されない。
4 販売用に中古住宅を取得した場合、不動産取得税は課されない。
正解 3
1 ×
2 ×
3 ○ 下記
4 ×
不動産取得税の課税客体をまとめておくと、
課税されるもの :売買・交換・贈与・新改増築・特定遺贈
課税されないもの:相続・包括遺贈・合併
特定遺贈と包括遺贈とで扱いが違う点に注意。
たとえば、おなじマンションの遺贈を受けるにしても、「このマンションをやる」といわれた場合は特定遺贈、「財産の1割をやる」といわれてもらったのがマンションだった場合は包括遺贈となる。したがって特定遺贈は贈与と同様に、包括遺贈は相続と同様に扱われるわけ。