建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
１ 木造は湿気に強い構造であり、地盤面からの基礎の立上がりをとる必要はない。
２ 基礎の種類には、直接基礎、杭基礎等がある。
３ 杭基礎には、木杭、既製コンクリート杭、鋼杭等がある。
４ 建物は、上部構造と基礎構造からなり、基礎構造は上部構造を支持する役目を負うものである。
正解 1
１ × 木は腐るので、湿気には弱い。
２ ○ 直接基礎には、独立フーチング、連続フーチング（布基礎）、べた基礎があり、杭基礎には、支持層（岩盤）まで到達させる支持杭と、摩擦抵抗による摩擦杭がある。
３ ○ これは材質による分類。コンクリート杭には、既製コンクリート杭と現場造成杭がある。現在、市街地では騒音・振動の関係で現場造成杭（穴を掘ってコンクリを流し込む）が一般的。
４ ○ そのとおり。
