建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
１ 鉄筋コンクリート造であって、階数が2の住宅を新築する場合において、特定行政庁が、安全上、防火上及び避難上支障がないと認めたときは、検査済証の交付を受ける前においても、仮に、当該建築物を使用することができる。
２ 長屋の各戸の界壁は、小屋裏又は天井裏に達するものとしなければならない。
３ 下水道法に規定する処理区域内においては、便所は、汚水管が公共下水道に連結された水洗便所としなければならない。
４ ホテルの用途に供する建築物を共同住宅（その用途に供する部分の床面積の合計が300㎡)に用途変更する場合、建築確認は不要である。
正解 4
１ ○ そのとおり。特定行政庁の仮使用承認があれば、使用できる。
２ ○ そのとおり。長屋で隣戸との壁が天井までしかなかったら、天井裏でつながっていることになり、音などが筒抜けになるから。防火上の必要もある。
３ ○ そのとおり。
４ × 大規模（100㎡超）の特殊建築物への用途変更には、建築確認が必要である。なお、類似用途間の変更の場合には不要であるが、ホテルと共同住宅では類似用途間とはいえない。
