次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 建築着工統計(平成30年1月公表)によれば、平成29年の新設住宅着工戸数は前年比0.3%の増加だったが、新設住宅のうち、分譲住宅の着工戸数は前年比1.9%の減少となった。
2 平成28年度法人企業統計年報(平成29年9月公表)によれば、平成28年度における全産業の売上高は前年度に比べ1.7%増加したが、不動産業の売上高は9.1%減少した。
3 平成30年地価公示(平成30年3月公表)によれば、平成29年1月以降の1年間の地価変動率は、住宅地の全国平均では、昨年の横ばいから10年ぶりに上昇に転じた。
4 平成30年版土地白書(平成30年6月公表)によれば、土地取引について、売買による所有権移転登記の件数でその動向を見ると、平成29年の全国の土地取引件数は132万件となり、5年連続で減少した。
正解 3
1 × 「前年比0.3%の増加」が誤り。3年ぶりの下落(0.3%)。また分譲住宅の着工戸数は前年比1.9%の増加(3年連続)であった。
2 × 不動産業の売上高は9.1%増加した。
3 ○ そのとおり。
4 × 「5年連続で減少した」が誤り。3年連続増加である。
【参照】30年度 統計問題対策